ぼくの日常

実際にハンドメイドマルシェへ行って学んだこと

maruzo_kun

初めてのハンドメイドマルシェ出店に向けて、いろいろと準備を進めています。そんな中でやっぱり、一度イベントに行っておく必要があるなと思い、遊びに行ってきました。今までも行ったことはありますが、参加者目線で見ておきたかったからです。そして実際に行ってみると、得られたことが沢山ありました。いろいろと自分の感じ方や自分の目線で記録していくので、どことなく失礼な表現なども出てくると思いますが、大事なことなのでこれから初めて挑戦する人のためにも残していこうと思います。


お店に近づけない

早速ですがこの点は大前提であり、最重要だと感じた事です。到着して真っ先に、そして常に感じていたことが、気になるお店があったとしても近付きにくいお店が少なからずあったという事です。そしてそれらの原因は全て、スタッフの方々にありました。お店に寄って来てもらえなければどれだけ作品に、ディスプレイに、看板に、包装にこだわったところで無意味です。自分の性格もあると思うのですが、まずはどうして見に行きにくかったのかを上げていきます。

①スタッフの方の距離が近すぎる
②無表情で、ちょっと怖いなと感じる方もいる
③スタッフの方のファッションがイケてる
④清潔感が無い

①スタッフの方の距離が近すぎる

それぞれ、それ単体が要因じゃなくって大体組み合わされてるのですが、例えばフラットなタイプのテーブルのお店があったとして、そのテーブルのギリギリのところに立たれているお店は行きにくかったです。圧を感じてしまうんですね。立ち位置が2~3歩下がるだけで、うんと見に行きやすく感じました。

②無表情で、ちょっと怖いなと感じる方もいる

意外とこういう方もいらっしゃいました。もちろんお話すればにっこりされるのだと思うのですが、初めの入り口の前までなかなか来てもらいにくいと思います。あと感じたことは、スマホを触っている時です。インスタなどに発信する事もあると思うので必要な作業ですが、その間ってやっぱり下を向いて、気を抜けば無表情になってしまいやすいと思うんですね。
例えばあるお店ではスタッフの方が二人おられて、一人は女性で基本的にテーブルの前に立っておられました。もう一人は男性で、基本的に常に座ってスマホを触っておられました。感じ方は人それぞれですが、決してプラスには働かないのではと思わけです。

③スタッフの方のファッションがイケてる

好みでしょ…となりそうですが。どういうケースかと言いますと、具体的には男性の方で、服装が”兄ちゃん感”強めだったんですね。それだけなら気にならなかったのかもですが、その方が無表情でテーブルすぐ近くに立っておられたのでかなり行きにくさを感じました。そして事実、ある程度の時間会場にいましたが、そのお店にお客さんは少なかったように感じました。

④清潔感が無い

これは言うまでもないとは思うのですが、見受けられたことです。そういったお店にお客さんがいらっしゃる場面は、確認していた限り見られませんでした。因みにですがお客さんの層は女性が多かったです。


ディスプレイはこだわり過ぎなくてOK

上記でスタッフの方の雰囲気が最重要という事を書きましたが、考え方を変えるとそれ以外はそこまで重要ではなかったという事です。
例えばディスプレイ。マルシェに行くまでは、テーブルのこととか什器のこと、魅せ方を色々と考えていました。でも実際に行ってみると、テーブルのタイプは千差万別。お洒落な木のテーブルだったり、会議室の様なテーブルだったり、アイアンのカッコいいデザインだったり。でもその辺りって見ていてそこまで気にならなかったんですね。ましてや普通に楽しみに来ている人にとってはどう映るのかって話です。繰り返しになりますが一番大事なことは、寄ってきてもらえるようなスタッフの雰囲気作りが出来ているかです。ディスプレイにとてもこだわりを感じるお店もありましたが、それが直接集客に効果を発揮している風には見えませんでした。


看板は大切

看板の有無って意外と大事だなと感じました。種類は何でも良いと思います。

①オブジェみたいにテーブルに一緒に置く
②額縁に入れて足元に置く
③布にプリントしてある

大体上記のパターンでしたが、どれでも良いと思いました。ただしオブジェみたいにテーブルに置いておく場合は、ちゃんと分かるような工夫は必要でしょう。
どうして看板が大切だと感じたかと言うと、やっぱりどこの誰のお店かって気になったんですね。ちょっとインスタとかで調べてみたいなって思っても名前が分からない。怪しんでるとかじゃなくって、でも名前が分からないっていう事になんとなく違和感を感じました。看板が無い/目に入らないお店も意外と多かったんです。せっかくなので、やるからには紙に書くだけでも良いので何かあった方が良いと思いました。


ショップカードについて

ショップカードはあった方が良いです。何故かというと、会場にいる間いろいろと回るわけですけど、気になるお店で何か貰っておけるものがあると、とりあえず貰っておくんです。そして後からまた行こうと思ったり、改めて調べてみたりも出来るんです。特に良いなと思ったのは、チラシサイズのものを作ってそこに使ってるイメージの写真とかを載せておくというもの。もちろんそこにはインスタのQRコードも載せておきます。イメージングってすごく大事なんですよね。自分が使っているイメージが出来れば、買ってもらえる可能性がうんと上がります。ちなみに名刺サイズはちょっと求心力が少なく感じました。


インスタのQRコード

これはどこに記載するのが良いでしょうか。

①ショップカードや名刺、チラシに記載
②テーブルの上に置いたり、前面に貼っておく

結論は、両方です。テーブルに用意しておくメリットは、大きく準備できる点です。チラシや名刺サイズだとどうしても小さくなるし、貰ってくれた人にしか届かないですよね。これはかんたんな事なのでどちらもやりましょう。


決済方法について

現金のみでいくのか、キャッシュレスにも対応するのか。イベントに出店する際に気になるところです。この点で実際に行ってみて感じた事は、あっても無くてもどちらでも良いという事でした。大概キャッシュレスに対応しているお店は、paypayなどのQRコードが置いてあるからすぐに分かります。置いていないお店は基本的に現金のみ。ですが、対応しているかしていないかで、特に印象は変わりませんでした。対応していないからと言って全くマイナスイメージなどは無いんです。
ただ実際の自分のケースですが、普段からあまり現金を持ち歩かないため、欲しいものがあったから買おうと思ったけれどそのお店が現金のみで、自分も持ち合わせが無くなっていて買えなかったという事がありました。リアルなチャンスロスのパターンですよね。こう言った事が想定できるので、出来れば準備していた方が良いと思いました。


商品のお渡しの仕方もこだわらなくてOK

イベントに行くまではお渡し用の紙袋を考えたり、その袋にスタンプを押そうかとか、シールで留めようかなど考えていました。けど行ってみると商品を買ったら普通に手渡しだったり、割れ物なら新聞紙に包んで袋はビニール袋でした。それで良いと思いました。
よくよく考えてみたら、紙袋ではかさばって邪魔になる気がします。カバンを持っている場合も多いだろうし、今回自分の場合も袋に入れてもらわず包装だけしてもらってそのまま持って帰ってきました。


学んだことを一言でいうと…

今回実際にイベントにお客さんとしていってみて、学んだ大切なことを一言で言う事が出来ます。それは、「相手の立場になって考える事」です。自分が準備の段階で、いかにそれを考えられていなかったか。そして現場でも、考えられていないように感じる人がいかに多かったか。日常の仕事でも同じことだと思います。相手の立場で物事を考えるって本当に難しいんだなと思いました。
自分は製作者側なので、ついつい自分の作品をどうやって見てもらおうと考えます。ブースのデザイン、雰囲気、看板はどうしよう、ポップは置くか、お渡しは可愛い袋が良いかな、お釣りはコイントレーも用意しようか、などなどなど…
けど実際にイベントにお買い物をする立場で言ってみれば、不要なものと必要なものがハッキリ分かりました。どうせやるなら寂しい思いはしたくない…!データが取れたら、ここからようやくブースのレイアウトを考えていこうと思います。

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まるぞうくん
まるぞうくん
ねずみの男の子
まるぞうくんは、一緒に暮らしているお兄さんがやっている、陶芸をいつも見ていました。

そうするうちに自分もやりたくなっちゃって、教えてもらって始めたのでした。
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