ぼくの日常

AIの時代、それは創造の時代

maruzo_kun

いつ頃からでしょうか、「AIに仕事が奪われていく」と言う話が良くされるようになりました。今はその熱も落ち着いてきたように思いますが、そう言った未来が変わったわけではないでしょう。10年後に無くなる仕事リスト、なんてものもありますね。そこにあるものは事実だと思います。

しかし仕事が「奪われる」と言う表現は何か違うなと。言い方を変えれば、人は人にしか出来ない事だけをやって行く時代になる、という事だと思います。では人にしか出来ない事って何か。その一つは間違いなく、創造です。創造と言うと、アーティストみたいな仕事を想像しますね。まあ簡潔に言うとそうかもしれません。
確かピカソが言っていました、「人は生まれたときは皆アーティストである」と。ただしそのままでい続けることが非常に難しいのだと。だからこれからの時代は、本来の人としての在り方で生きていけるし、そうでなければならないのかもしれません。
今は時代の過渡期ですから、これまでの教育を受けてきた人たちにとっては、場合によっては難しい話な気もします。ですが大きな希望だと思いますし、面白い時代になっていくのではないでしょうか。

ではこれから先、皆アーティストのような職業でなければならないのかと言うと、例えばコンビニの店員さんでも創造的な仕事は出来ると思います。淡々とバーコードを読みとって、お会計をするだけならその仕事は無くなるでしょうけど(既にセルフレジがどんどん増えていますし)、元気をくれたり、笑顔にさせてくれる店員さんがいれば、それは創造的な仕事をしていると思います。なぜなら相手の心になにか感情を燈しているから。
「あの店員さんの店だから行っている」「あの人からだから買っている」そう言ってもらえればそれは創造的なのではないかと思うのです。
直接的でなくても、例えば商品を並べる仕事でも、こうすれば良く見えるかなとか、見やすいかな、取りやすいかな、など、つまりAIに教える側になれる人と言うのは創造的という事ではないかと思います。

人は人にしか出来ない事だけをやっていく時代。今の大人たちがまだ現役のこの先10年20年は極端には変わっていく事はないかも知れませんが、人間らしい生き方を考えてみる良い機会な気がしています。

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まるぞうくん
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ねずみの男の子
まるぞうくんは、一緒に暮らしているお兄さんがやっている、陶芸をいつも見ていました。

そうするうちに自分もやりたくなっちゃって、教えてもらって始めたのでした。
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