気持ちを込めて、送り出す
インターネットを通じて、お会いしたこともないどなたかが買って下さります。まるぞう工房の商品に興味を持って、金額は特別高いわけではないですが、でもワンコインの買い物でもありません。込めるなと言われても感謝の気持ちを込めずにはいられません。買ってくださった方が最初から最後まで、嬉しい気持ちになりますように。
商品を送り出すときに、納品書といっしょに一言、メッセージカードも添えるようにしています。一枚一枚手書きです。感謝の気持ち伝われ~と想いながら書いています。
ふと思いました。もしかすると、手作りの作品の一番の魅力って、商品の外側にあるのかもしれないなと。商品自体が手作りの魅力を持っているのは当然大きな要素ですが、一生懸命作って、いろんな人に見てもらえるよう工夫を凝らして努力して、そして買ってもらえた時の嬉しさや感謝の気持ちと言うのはその人にしか持てないと思います。そんな気持ちを最後の仕上げにたくさん詰めることが出来るのが、手作り作家が出来る一番の強みかも知れないです。
ところでここで気になるのが、「荷物に手紙やメッセージカード入れるのって違法じゃないの?」と言う点です。そうです、ダメなんです。細かな定義や条件は割愛しますが、荷物にはそれらを入れることは出来ないんですね。ですが例外があるんです。以下の条件を満たしていれば、適法になるとのこと。
- 荷物といっしょに送ること
- あくまでも荷物の方がメインであること
- ちゃんと荷物に関係する内容であること
- 無封(封をしていない)であること
上から3つの条件は当てはまるのですが、なるほど!封をしていなければ良いのか!という事で無事解決しました。
「無封」とは、(1)封筒等に納めていない状態、(2)封筒等に納めて納入口を閉じていない状態のことをいいます。また、封筒等に納めて納入口を閉じている場合であっても、(3)当該封筒等が透明であり容易に内容物を透視することができる状態、(4)当該封筒等の納入口付近に「開閉自由」等の表示(※)をするなど運送営業者等が内容物の確認のために任意に開閉しても差し支えないものであることが一見して判別できるようにしてある状態も「無封」に含まれます。
総務省「信書に該当する文書に関する指針」Q&A集
せっかくメッセージを添えても、それが違法となってしまってはとても悲しいです。だけどこれで安心。これからもいろんな方に使ってもらえますように。