ぼくの日常

季節感がなくなってきました

maruzo_kun

年々、季節感が無くなっていくなと感じます。もちろん歳をとって行っているというのもあると思います。でもそれだけではないと感じています。

今時期なので年末年始の話をすると、以前なら大晦日には年越しそばを食べる。紅白歌合戦を観る。お正月は年賀状を受け取って、お餅を食べて、初詣に氏神様にお参りに行く。新しい服を下ろして、大人は着物を着て、親戚との集まりもあったりする。凧上げに羽根つきと言った遊びはさすがに昔の話かもしれないですが、ぼくはやりました。

お正月はやる事が無くって、暇なものでした。それで良かったのだと思います。今はみんな忙しそうですね。どんどん世の中が便利になって、大事な何かと一緒に無駄だと思われる時間がどんどん短縮できるようになって、その時間で「大切なものってなんだろう」と言ったことなどを考えているのでしょうか。それともただただスマホのゲームやSNSに向き合っているのでしょうか。時短、コスパ、タイパと言った言葉も頻繁に耳にするような気がします。

この現代社会がそぎ落としていったものは、いらなかったものだったのでしょうか。そぎ落としてきたものそれこそが、大切なものだったのではないかと言う気がします。
お買い物へ行く時間。本屋の中で目当てのものを探す時間。来週のアニメを待つ時間。やる事が無くてぼうっとする時間…
そういえば、今は宿題代行と言うビジネスがあるようです。夏休みなどの宿題を代わりにやってくれるサービスだそうです。ぼくはそれ自体は、決して良くないとは思いません。ただ、その宿題を代わりにやってもらう事で生まれた時間で、何をするかが重要ですよね。

話が飛躍してしまいましたがとにかくここ十数年、お正月らしいお正月、過ごしていないなぁ。

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まるぞうくん
まるぞうくん
ねずみの男の子
まるぞうくんは、一緒に暮らしているお兄さんがやっている、陶芸をいつも見ていました。

そうするうちに自分もやりたくなっちゃって、教えてもらって始めたのでした。
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