"鎌田先生"にお会いした日
maruzo_kun
まるぞう工房
レティシア書房さんでの個展の後ろ2日と被るかたちで、同じ京都のカフェギャラリーフク和ウチさんで「まるぞう工房と安田辰雄展」が始まりました。そう、父との二人展です。普通は同時期に同じ地域で個展を開催するのは良くないのですが、今回のフク和ウチさんでの二人展が確定したのが遅かったという事と、あとはそもそも片方は個展ではなく二人展なので同時期に開催できました。
値付けや梱包は一度レティシアさんでやっているので、ざざっと準備して、父の乗ったタクシーにうちまで寄ってもらって合流。天気の良い比較的暖かい日でした。二人展と言うのは自分は初めてなので、並べ方も「普通はこう」と言うものすら分かっていません。だからとりあえず近くの棚に二人の作品を並べてみました。それが下の写真。
「めちゃくちゃ合ってる!」と言うのが第一印象。雰囲気がピッタリなんですね。片方は紙、片方は陶器。片方はカラフルで片方は白磁。材質も色合いも全く違うけれど、どちらもかわいらしい雰囲気。並べ方のパターンは無限で正解も勿論ないんですが、それでもこう言うのって正解があるのが分かるんです。と言うか、違うときにその感触がハッキリ伝わってくる感じ。ここの場所が魅せ場としてぼやけてるな、メリハリが無いな、ここは間隔をもう少し詰めた方が良いな、などなど。でも作品を並べていく作業はスムーズで、楽しく出来ました。
おもちゃ箱をひっくり返したような、ワクワクする感じ。お互いの作品同士が高め合ってくれているように感じます。
父の作品はなんでこんなものが作れるのか、笑ってしまいそうです。どれも表情が良いですね。ここから約二週間の二人展が始まります。その内容はまた別の記事で。