ぼくの日常

感情は生ものだから

maruzo_kun

生きていれば良いことも悪いこともありますね。物事自体に「良い」とか「悪い」とかは有りませんから、人が良いことと悪いこととに判別して振り分けているだけなのですが。良いことが何もない、また落ち込むことが多い人は、この出来事は悪い事だと考える度合いや頻度が多いのかも知れませんね。とは言え自分もそうですが。
もともと人間は生きるためには、危険を察知しないといけませんでした。そのDNAが組み込まれているだけなので、現代では生きにくいかも知れませんが、大事な機能なんですね。楽観的な人はもしかすると大昔の生活では生きにくかったのかもしれません。

さて現代では厄介なこの「嫌だなセンサー」。僕はこれを使わない手はないなと思っています。悲しいとか辛いとかそう言う感情は、とても強いものです。その感情をなんにでも良いので、昇華させなければ勿体無いと思うんです。絵でもいい、音楽でも、文字でも、文章でも。ストレス発散にスポーツや旅行へ行くのも良いんですが、何かを創る。それが昇華です。例えばいきなり作曲は難しいかもしれません。それなら文章や文字でも良い。今はSNSがあるんですから、それをブログやインスタでぜひ発信しましょう。上手くやろうなんて始めから考えなくて良い。とにかくその感情を自分を通して、何かの形にする。
感情は生ものです。例えば失恋した時の辛さや苦しさは、絶対にその時にしか表現できません。大抵の場合は良い意味で、それらは忘れ去られていきます。いつまでも辛かったら生きていけませんよね(内容や度合いによりますが…)。もしかしたらその後に幸せを掴むかも知れません。それなら万々歳。でも、なんだか勿体無い気がしなくも無い。先にも言いましたが負の感情はとても強いんです。

以前、世の中が暗い方が良い芸術が生まれると聞いたことがあります(確か父から)。今もし辛いのなら、それを何かの形にしてみよう。悠長なことを言っているかも知れませんが、今は一億総クリエイター時代。どんな人でも分け隔てなく、なんでも可能に出来る時代です。ただ本当に辛い時やしんどい時は、こういう考え方さえも出来ないんですよね、分かります。ただ一つの考え方として。誰かの何かの役に立てばいいなと思います。

ショーペンハウアーも「幸福について」の中で、確かこんな感じの事を言っていました。何か一つのものを作り上げてみなさいと。

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まるぞうくん
まるぞうくん
ねずみの男の子
まるぞうくんは、一緒に暮らしているお兄さんがやっている、陶芸をいつも見ていました。

そうするうちに自分もやりたくなっちゃって、教えてもらって始めたのでした。
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