優しい気持ちになれる道具

これはなんでしょう。これは布にチャコペーパーを使って転写する時に使う道具です。チャコペーパーとはカーボン紙みたいなものです。チャコペーパーの上からこれで強くなぞると、布に色が写るんです。

とまあ使い方の説明はさておき、なんてかわいい道具なんでしょう。けっこう古いものだと思います。もしかすると象牙で出来ているのかもしれないです。

色もなんとも言えない優しい雰囲気。触った感触も冷たくないというか、温かみがあります。そして飾りが付いてるのですが…

なんでこんなにかわいいものが付いているんでしょう。こういうものを「良いな〜」って感じるのって、世代だからなんでしょうか。それとも今の10代や20代の人も同じように感じるんでしょうか。なんか落ち着くな～って。聞いたわけじゃないですけど、感じるんじゃないかなって思います。自然の中へ行けば落ち着いた気持ちになれるのと同じように。

人も動物なので、自然と切り離されては本来生きていけないと思います。だけど人間は賢いので、生きていけちゃいます。こういう優しい気持ちにさせてくれるもの、それに触れたときの感覚を忘れないようにしておきたいと思います。

まるぞうくん

ねずみの男の子

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まるぞうくんは、一緒に暮らしているお兄さんがやっている、陶芸をいつも見ていました。

そうするうちに自分もやりたくなっちゃって、教えてもらって始めたのでした。